12月22日から二十四節気は冬至です。

一年で一番昼が短い、寒さが本格化する頃です。
冬至を中心として前後1ヶ月、伊勢神宮内宮の宇治橋の鳥居から朝日が昇ります。


伊勢神宮の祭典・その他の行事

12月31日
大祓
新年を迎えるにあたり、五十鈴川右岸の祓所にて大宮司以下の神職・楽師を祓い清める儀式です。

1月1日
歳旦祭(さいたんさい)
新しい年を祝い、皇室の弥栄・五穀の豊穣・国家の隆昌・国民の平安をお祈りするお祭りで、若水をはじめ、御飯・御酒・海・川・山・野の種々の神饌をお供えします。

1月3日
元始祭(げんしさい)
年の始めに宮中において天皇陛下が皇位の元始を祝い奉るお祭りを執り行われるのにあわせ、皇位の無事を祈ります。

1月1日
トトツリアイ
大王町船越に古くから伝わる、元旦早暁の火祭りです。
大晦日から続く年越し神事の一環で、山の神の神聖な火種から火をもらいうけ、海神を祀ります。

1月2日
ひっぽろ神事
楽師が奏でる横笛の音が「ヒッポロ、ヒッポロ」と聞こえることからついたと言われています。
一年の豊作を祈願する神事で、60歳の還暦と42歳の厄年を迎える男性がトリの座(客側)に、祷屋(とうや)と「ハゼの若衆」と呼ばれるハゼの座(接待側)に付きます。五穀豊穣を祈る獅子が獅子殿から境内に出て舞い、宴会、豊年竿の舞、小屋破り、火祭りなどを行います。昔ながらのやり取りが客側と接待側で繰り返され、祭りのクライマックスには、小屋を壊してムシロや稲ワラを燃やしたり、それを客側が消したりを繰り返します。


植物・自然

裏白
群がって生育することが多いため、先祖の霊魂が宿っている場所と信じられてきました。また、悪霊を払う霊力が宿っているとも信じられています。
白い葉裏は、白髪になるまで長生きするや潔白の意味があるそうです。

ゆずり葉
新葉が出てくると古い葉が落ちるので、代を譲るかのように見えます。それが新旧交代を示していると、縁起物として正月の飾りに使われるようになりました。

冬至には「ん」のつく食べ物(だいこん、こんにゃく、にんじん、れんこん、ぎんなん、ぽんかん、きんかん、なんきんなど)を7種類取れば運が付くと言われています。

 

2022年12月22日
公益財団法人伊勢文化会議所 五十鈴塾 季節の講話より