1月20日から二十四節気は大寒です。

一年で一番寒い頃です。
この辺りでも雪がちらつくことがあります。


伊勢神宮の祭典・その他の行事

1月20日
初えびす
志摩市浜島町の宇気比神社の境内にある恵比寿神社に高さ約2mの巨大えびす像が大きなタイを抱えながら鎮座します。大漁満足、家内安全、商売繁盛などを祈願し、氏子や漁業関係者らがえびす像の周りを囲んで、みんなが両手を上げて「ワッハッハ」と初笑いします。

2月2日
花の窟お綱掛け神事
お綱掛け神事は、氏子が中心となり日本一長いともいわれる約170mの大綱の一端を岩窟上45m程の高さの御神体に、もう一端を境内南隅の松の御神木にわたす神事です。
2月は、10月に架け替えられた「御綱」が切れずに残っている場合が多く、2つの「御綱」が見られることがあります。

2月3日
節分
立春の前日の節分は、新たな一年の始まりの春に移行する大事な節目です。
新しい年を迎える前に鬼にたとえた疫病や災害を払う行事の「鬼やらい」は、元々は追儺という宮中行事に由来しています。他にも柊に鰯を刺して鬼を追い払う行事などもあります。
また、煎った豆を年より一つ多く食べるのは、翌日の立春を新しい年として加えるからです。


植物・自然

自然が生み出す氷の華「霧氷」や、霧状になった氷点下の水滴を含んだ季節風が木々にぶつかり瞬間的に凍り付くことで大きく成長する樹氷を見ることができます。

梅が見頃を迎えます。
三重県では、鈴鹿の森公園やいなべの梅林、結城神社、風早池が有名です。

大寒の頃に生んだ卵を食べると運気が上がると言われています。

 

2024年1月20日
公益財団法人伊勢文化会議所 五十鈴塾 季節の講話より