7月7日から二十四節気は小暑です。

本格的な暑さがやってくる頃です。


伊勢神宮の祭典・その他の行事

7月7日
七夕
日本以外では、中国、韓国、ベトナムでも行われている行事です。
現在の中国では「織姫と彦星が年に一度だけ会うことを許された日」ということで、七夕がバレンタイン化しています。また、韓国では、雨が降ると2人が無事会うことができて嬉し涙を流しているため「雨が降ること」を願うそうです。
様々な七夕があって面白いですね。

7月8日
しろんご祭り(菅島)
海女さんがホラ貝の合図で海にもぐり、つがいのあわびの初採りを競います。最初に採れたあわびを神社に供え、豊漁と海上安全を祈願します。

7月17日・18日
潮かけ祭り(志摩市和具)
海の安全と大漁を願う神事で、海水を掛け合う奇祭として知られています。
海の安全を守る女神・市岐島姫命(いちきしまひめ)が年に一度、和具の八雲神社から、祠(ほこら)へ里帰りすることを祝う祭りです。
2023年は4年ぶりに開催されます。


植物・自然

夏土用(7月20日~8月6日)18日間
土用とは次の季節への準備期間(春、夏、秋、冬とあり、いずれも18日間)

雷のなるころです。
雷の語源は、「神鳴り」で神が鳴らせたもの、 神の怒りなどと考えられています。


2000年前の蓮の種から花を咲かせた大賀蓮が有名です。
この辺りでは、二見町の「民話の駅 蘇民」、玉城町の「田丸城のお堀」で見ることができます。


中国では、昔から邪気を祓い不老長寿を与える植物として親しまれています。日本でも邪気を祓う力があると考えられており、3月3日の桃の節句では、健やかな成長を祈る行事です。他にも「桃太郎」も有名です。

トカゲ
トカゲを見るといいことがあると言われています。
龍の遣いとして扱われることもあり、「お金が貯まる」「幸運が舞い込む」と伝わります。

 

2023年7月7日
公益財団法人伊勢文化会議所 五十鈴塾 季節の講話より