8月8日から二十四節気は立秋です。
暦では、徐々に秋の気配が立ち始める頃です。
伊勢神宮の祭典・その他の行事
8月13日~8月21日
お盆(7日 盆の入り 墓掃除、草刈)
13日 精霊棚を作る 迎え火を焚く
ご先祖様は、苧殻の足を付けたきゅうりの馬に乗り、苧殻の足を付けたなすの丑に荷物を積んで私たちの家に帰ってきます。
また、志摩地域では、外に餓鬼棚を設けることもあります。
15日 送り火で送り出す 精霊棚の供物を菰に包んで精霊流し(灯篭流し)
かんこ踊り(円座15日 佐八16日 県の無形民俗文化財)
三重県では、津市周辺から伊勢志摩地方、伊賀にかんこ踊りが残っています。
雨乞いや念仏踊りをするため、鞨鼓を腹に付けて、しゃごまという被り物をします。
また、津市周辺では鶏の羽、伊勢周辺は白馬の毛、伊賀、松阪などは花笠を身に付けることが多いです。
21日 宇治神社例大祭
この日は、噴水の日として上野公園に日本初の西洋噴水ができました。
また、石川県の金沢場内(兼六園)には、動力を使わずに自然の力で水が沸き上がる噴水があります。
他にも、沸き上がる水が高さ112mと日本一の寒河江ダム湖の月山大噴水、横の長さ440mと世界一の大津のびわこ花噴水などがあります。
植物・自然
時候
朝晩は秋の気配がする
植物・・・夾竹桃 桔梗 槿 芙蓉 百日紅 鬼灯
食物・・・桔梗 秋刀魚 唐辛子 落鮎 南瓜 糸瓜 冬瓜 西瓜 とうもろこし コチ カワハギ
暮らし・・・線香花火 夏の大三角 虫の声 ヒグラシ トンボ
2023年8月8日
公益財団法人伊勢文化会議所 五十鈴塾 季節の講話より