3月21日から二十四節気は春分です。

昼夜の長さが同じになる日です。


伊勢神宮の祭典

3月21日
御園祭
午前10時から神宮御園において、神嘗祭や諸祭典にお供えする野菜や果物の順調な生育を祈ると同時に農家の発展をお祈りします。

4月2日
神宮奉納大相撲
神宮崇敬会主催による大相撲が行われます。

その他の行事
各地で桜まつりが行われます。花見は平安時代ごろから行われ、一般に広まったのは江戸時代中期からとされています。それ以前は梅の方が珍重されていたようです。
また、彼岸もこの頃です。「暑さ寒さも彼岸まで」ともいわれています。


時候・自然・暮らし

花見月、桜月、竹の秋
竹は春に繁殖しますが、筍の養分を保つために葉が落ちます。このため、この時期を「竹の秋」と呼ぶそうです。

桜(田の神の依り代)
桜の開花によって季節の進行がわかるため、農作物の生育が占えました。

 

2023年3月21日
公益財団法人伊勢文化会議所 五十鈴塾 季節の講話より