神宮奉納演奏出演団体プロフィール
糸島二丈絆太鼓(いとしまにじょうきずなだいこ)福岡
糸島二丈絆太鼓は現在福岡県糸島市を中心に活動している太鼓集団です。
日本太鼓という伝統文化の継承を行いながらも、どのようにすれば子ども達が真剣に取り組む事が出来るかを考え続け実践しております。毎日の修練の発表の場をいただく事により、大きな達成感を得ることができ、自らが考え行動できるよう成長する事を大切な目標としています。イタリア、フランス、ブルガリア、シンガポールでの演奏活動、ジュニアコンクール福岡県大会にて複数回の優勝、そして地元糸島を中心としたイベントへの出演、糸島市観光大使としての活動を行っています。
江戸囃子若山社中(えどばやしわかやましゃちゅう)東京
重要無形民俗文化財の指定を受ける若山社中は、江戸時代から浅草蔵前で正統な里神楽を伝承し「若山流江戸里神楽」を守り続けている。元締めの若山家は神楽師の家筋であるが、時代の要請で下町の祭礼囃子と、伊勢の大神楽をルーツとする獅子舞を修得し「神楽」と「祭囃子」と「獅子舞」を併せ持つ専門職となる。先代の四世胤雄が社中を結成し現在は五世修に至る。神田神社・日枝神社などの各祭礼で奉納する他、国立演芸場新春国立名人会、国立劇場日本の太鼓、三越名人会、NHK古典芸能番組などに出演。伊勢神宮式年遷宮・出雲大社大遷宮に里神楽を奉納。海外公演ではアメリカ・カナダ・韓国・ドイツ・ブルガリアに出演している。
大阪高等学校和太鼓部『笑龍』(おおさかこうとうがっこうわだいこぶしょうりゅう)大阪
私たちは2007年の創部以来、和太鼓の魅力を多くの皆様に伝えるべく活動してきました。和太鼓松村組の政本憲一氏より楽曲提供と技術指導を受け、和太鼓が本来持つ力強い音を追究しています。本日は3年生が引退し、2年生だけでの演奏となります。技術はまだまだ未熟ではありますが、演奏させていただけることへの感謝、和太鼓への敬意を胸に、高校生らしく元気よく演奏させていただきます。
熊野鬼城太鼓(くまのきじょうだいこ)三重
昔から語り継がれてきた民話の数々を和太鼓の力強いサウンドにのせて、広く多くの人の心にアピールしたいという志のもと昭和63年に結成。以来、形式に捕らわれない独自のスタイルの和太鼓作りに励んでいます。私達は、この熊野の地に昔から伝わる太鼓のリズムをベースにメンバー一人ひとりの感性を生かした打ち込みのリズムを入れて曲作りをしています。私達はいつも、観てよし、聞いてよし、人の心に響く音を求めて太鼓を打っていきたいと思っています。
御陣乗太鼓保存会(ごじんじょだいこほぞんかい)石川
天正4年(1576)越後の上杉謙信は、難攻不落の城、七尾城を攻略。翌年、その余勢をかって奥能登名舟村へ押し寄せて来た。武器らしい物がない村人達は、古老の知恵者の指示に従い、木の皮に目穴をつけ面とし、海藻を頭髪とし、寝静まっている陣地へ、かがり火を手に取り、夜陰に乗じて陣太鼓を打ちながら、上杉勢に逆襲し、戦いを勝利に導いたのが起源である。「序・破・急」の3段で打ち切り、各自が自由な形で見えを切り、面に応じ、個性を生かした芸を入れるのが見どころ聞きどころである。昭和38年に石川県の無形民俗文化財に指定されている。
神恩太鼓(しんおんだいこ)三重
1992年、伊勢神宮内宮前おかげ横丁の誕生とともに結成。現在は二次編成チーム。伊勢の風土をいっぱいに感じながら、おかげ横丁の基本理念である今あることに感謝する「神恩感謝」の精神を太鼓の音で表現しようと日々、努めています。日本人は古来、太鼓を打つことで、暮らしの息災と豊穣を神様にお祈りしてきました。私たちは、その伝統と精神を受け継いで、日本人のこころのふるさと伊勢の地にて、感謝と畏敬の想いを胸に、おかげ横丁の中心にある太鼓櫓で演奏しています。
大太坊(だいだぼう)長野
「伝統に埋もれず・流行に流されず」長野県伊那市を拠点に活動している大太坊です。伝統的な和太鼓表現に軸足を置きながら、絶えず新しい創作を続け、年に4~5回、2時間の劇場公演を行っています。ズシン!と来るもの。いつまでもあとをひいて、忘れられないものを創り続けたい!そんな気持ちで日々活動しております。来年2月19日(日)には名古屋公演、5月には八王子公演、長野県茅野公演も予定しております。インスタグラムやホームページ、YouTubeチャンネルもありますので、少しだけでも覗いていただければ幸いです。本日は、ご覧くださる皆様に、「大太坊」が伝わりますよう精一杯演奏します。
焱太鼓ユニット(ほのおだいこゆにっと)石川
1986年に第一期炎太鼓を結成。当初から海外の舞台に進出し女性のみによる編成ながら大太鼓を中心に据えたダイナミックなフォーメーションを特徴とし、女流太鼓チームとしては特異な構成で注目を集めている。女性ならではのしなやかな表現と、北陸特有の伝統あるリズムの復活に努め、日々、研鑽を重ねながら、次世代へ太鼓の魅力を担う活動も行っている。2017年6月に東京で開催した「山本寛斎日本元気プロジェクトスーパーエネルギー!!」にも出演。石川県白山市の一般財団法人浅野太鼓文化研究所に所属。
舞太鼓あすか組ーASKAGUMI(まいだいこ あすかぐみ)奈良
1990年、飛鳥大五郎により創設。国内および世界21カ国・地域で公演を行なっている。能、狂言、歌舞伎、日本舞踊の様式美、邦と洋、古典と現代から多彩な芸術的要素を先駆的に取込み、和太鼓を新たな舞台芸術へと昇華させた。日本の美を再確認させるスタイルは、和太鼓界における一つの源流となり、現在では世界中へ広がっている。世界最大の芸術祭である英国エジンバラ・フリンジでの1ヶ月公演では各メディアより五つ星の評価を獲得し、「観衆の世代を超えた音楽とパフォーマンスの共通言語がここにある」と賞賛された。2009年、ロシアクレムリン宮殿大劇場で日本人アーティスト初のコンサートを行った。2014年、ロシア全土を巡る歴史的なツアーは30都市に及び、全会場でスタンディングオベーションの大喝采と感動の渦を巻き起こした。TOYOTA World Convention、フランクミューラー来日記念メインイベント、東京ブルガリオープン式典の他、数多くのイベントに出演。松本潤、長澤まさみ主演、黒澤映画リメーク版『隠し砦の三悪人』では、劇中“火祭りのシーン”の作曲・振付・演奏を行った。2020年に創設30周年を迎え、新曲「大海をゆく」、「天空の宴」の2曲を発表。
まといの会(まといのかい)愛知
2017年7月、同世代の和楽器奏者が気兼ねなく集まれる“場”として発足。会名は、江戸時代に火消し達が自らの所在を示すために使用していた「纏」に由来し、ここでいう「纏」とは 各自が背負う所属団体のことをいう。和楽器をはじめ、和の文化に携わる「纏人(まといびと)」達が、演奏 だけではない場において、多様な交流を行うことを目的としており、シンボルマークにはそれぞれが大切に掲 げてきた「纏」をそっと持ちより、新たな交わりが生まれる場であり続けたいという想いが込められている。
和太鼓会和光太鼓(わだいこかいわこうだいこ)埼玉
“異体同心”のごとく 打ち手同士が呼吸を合わせて一打一打に心を込める“粋な桴さばき”を継承したく活動しております。 静と動を巧みに活かした演奏は 各方面から高い評価を得ております。近年ではNHK総合番組「2020年新春!ニッポン“にぎわい”リレー」に2回目の 生放送出演をし、大きな反響をいただきました。 国外では、ベトナム、中国、フィリピン等 アジア各国でのイベント出演や、 クルーズ客船 マジェスティック・プリンセス号での演奏の他、 サンフランシスコInternational TAIKO Festivalには15回 招聘されております。今後は 2024年6月に発足50周年記念公演を予定しております。
“心で打つ”を信条に本物の“太鼓道”を守り歩んでおります。