日 時/令和4年5月14日(土)~5月22日(日)10:00~17:00(催しにより異なる)
場 所/おかげ横丁一帯
雨天や諸事情にて中止とさせていただく場合もございます。

春から夏へ移り変わるこの季節、時折吹く風に青葉の匂いを感じます。
野山や里に吹く爽やかなそよ風は、神田をはじめ周りの田んぼの早苗をゆらゆら揺らします。
神宮にて風の神様に五穀豊穣をお祈りする「風日祈祭(かざひのみさい)」が執り行われるのはちょうどこの頃。
たなびく吹き流し、気持ち良さそうにくるくる回る風車、チリンと鳴る風鈴の音色。
町をぶらりと歩き、心地よい伊勢の風を五感で楽しみながらお気に入りを見つけてください。

 

 

風日祈祭(かざひのみさい)とは・・・
風雨の災害なく五穀が豊かに稔るようにと祈願する伊勢神宮の祭典です。現在は、五月十四日と八月四日の二度、外宮、内宮、その他の社で神事が執り行われます。
伊勢神宮には両宮にそれぞれ雨風の神様をまつる別宮があります。内宮は風日祈宮(かざひのみのみや)、外宮は風宮(かぜのみや)といい、どちらも級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)がご祭神です。
もともとは「風神社」と呼ばれていた「社」でしたが、鎌倉時代に2度の元寇があった際、この両風社(かぜのやしろ)の吹かせた神風によって撃退できたとされ、その功績として別宮に昇格しました。


風鈴の市


種類さまざまな風鈴を展示販売いたします。おかげ横丁内に響き渡る涼しげな音色をお楽しみ下さい。

場 所/赤福別店舗側「特設屋台」
販売予定の風鈴/江戸風鈴、明珍火鉢風鈴、鋳鉄風鈴、竹かご風鈴、南部鉄風鈴、高岡真鍮風鈴、喜多方手描き風鈴、作家の風鈴など


企画展「和凧と幟旗の世界」

江戸時代、子どもの成長を願う儀礼として凧あげと幟旗がありました。
特に男児の初節句には、武者絵や金太郎など勇ましい図柄が描かれた凧を高々とあげ、その家々の家紋等を入れた色鮮やかな幟旗で家に男児が生まれたことを示し、子どもの成長を願いました。
今回は、浮世絵師、歌川国芳の流れをくみ、晩年に東京都台東区の無形文化財にも指定された、世界的にも知られる、橋本禎造(はしもとていぞう)氏の江戸凧と江戸から明治期の現存する貴重な幟旗を展示いたします。
風薫る5月に幟旗と凧の歴史や魅力に触れ、風を感じてみましょう。

<橋本禎造氏>
明治37年生まれ。10歳で江戸凧を作り始め、77年間凧作りに打ち込んだ。浮世絵師、歌川国芳の流れをくみ、晩年に東京都台東区の無形文化財にも指定され、世界的にも知られる。没後は後継者もなく“最後の江戸凧師”と呼ばれる。著書に「江戸凧三代」がある。

場 所/伊勢路名産味の館2階「大黒ホール」


夏の風物市

「大人華やかな夏グッズ」をテーマに 夏に使えるアイテムを集めました。
涼やかな絵付けをしたガラス風鈴や、音色が人気の南部鉄風鈴、華やかでモダンな色彩の女性用の扇子、シックな色合いの中に粋な文様がひかる男性用の扇子をご用意しています。また、華やかな風呂敷もたくさんとり揃えました。

日 時/令和4年5月12日(木)~6月6日(月) 9:00〜17:30
場 所/赤福別店舗


体験教室

風に因んだ手作り教室です。

日 時/令和4年5月14日(土)~5月22日(日)10:00~16:00
場 所/伊勢路栽苑
料 金/うちわの絵付け 500円(税込)、風鈴の絵付け1,220円(税込)