3月末から4月初旬にかけ、伊勢は桜の時期を迎えます。
おかげ横丁周辺では、この時期ならではの風景や催しがずらり。
歩いて、味わって、体験して…皆様の“とっておきの春”を見つけてみてください。

●おかげ横丁から歩いて楽しめる桜
●おかげ横丁からはがきを出してみよう
●今回のお店
●今回の催し(五十鈴川桜まつり・風の市)


まずは、おかげ横丁から歩いて桜を楽しめる散策道をご紹介します。
常夜燈から赤福本店の方を向いた時に正面にある橋(新橋)を渡ると、左手には桜並木があります。その桜の中を進んだ先の橋(浦田橋)を経て一周する道のりです。ゆっくり歩いても1時間ほどです。美しき日本の春の姿を満喫できます。

この中でも、特におススメの景色を5つ選んでみました。

 

挿絵①
新橋を渡り、左側の五十鈴川堤防道路に入ってすぐの場所。
桜越しに見る五十鈴川とおかげ横丁の町並みは、まさに日本の春の良き姿!

 

 

挿絵②
五十鈴川堤防道路をそのまま歩いていくと、大きな桜の木があり、その桜越しに見える「とうふや」の組み合わせが非常に美しいです。とうふやにあるひときわ大きなイチョウの木も若葉が出始めた頃で、すべてが新鮮な春を感じられます。

 

挿絵③
浦田橋から新橋を向くと、堤防の桜並木の中を歩く人々の姿が。春の賑わいを感じられます。この場所は、夜桜見物の時に特におススメです!

 

挿絵④
「野あそび棚」の月時計が桜に映える美しい一景が見られます。野あそび棚周辺は桜の数が特に多いので、写真映えもばっちり。

 

押絵⑤
河川敷に降りると、五十鈴川の清らかな流れと対岸の桜並木を眺めながら歩けます!この辺り一帯は、桜まつりの時期には屋台が出ますよ。

 

筆者がおススメの5つの場所を取り上げてみましたが、これ以外にももっともっとたくさんの春があります。あなただけの春のお気に入りの景色はいくつ見つかるかな?


 

おかげ横丁の楽しみといえば…?
伊勢志摩の郷土料理を味わう、お気にいりの伝統工芸品を見つける、和太鼓や紙芝居の上演を見る…

季節ごとにたくさんの楽しみがありますね。
今回はちょっと違った楽しみ方をご紹介します。

それは、はがきを書いて出してみること。

旅先ではがきを書いて遠方のご家族やお友達などに出したことのある方も多いと思いますが、
おかげ横丁内では「はがきを購入し、書き、ポストに投函する」のすべてができます!

 

【はがきはどこで買えるの?】

はがきを購入できるお店は、「山口誓子俳句館・徳力富吉郎版画館」、「神路屋」、「おみやげや」です。
今回はその中の2店舗をご紹介します。

 

【はがきを書こう】

さて、どこで書こうかな…?

おかげ横丁には、ゆっくりとくつろげる場所やお店がたくさんあります。
晴れていれば五十鈴川沿いや、おかげ横丁の縁台、お気に入りの茶屋やカフェなど、皆様が気に入られた場所でゆっくりとはがきを書いてみてくださいね。

【はがきを出そう】

はがきを出すのに必要なもの…
切手、そして郵便ポストですよね。
ご安心ください。おかげ横丁には両方あります。切手を購入できるお店はおかげ横丁のお土産各種を取り扱っている
「おみやげや」。なんと、ポストは「おみやげや」の真ん前にあります!おかげ横丁のほぼ中心にありますので、どこの
お店や場所ではがきを書いても、すぐに出すことができますよ。

 

おみやげやとポスト。
思わず写真を撮りたくなる!?

 


 

桜を見ながら散策した後は、ゆっくりとくつろぎながらお食事をしたいですね。桜を見ながらお食事ができるおすすめのお店「野あそび棚」、優雅な空間で甘いものを楽しみながらはがきを書けるおすすめのお店「はいからさん」の2店を紹介します。

 

あい鴨の治部煮は2月時点のもの。今はありませんが、3月、4月それぞれのお料理をお楽しみくださいね。

 

 

※休日はいずれの店舗も混雑が予想されます。

 

2つのお店の情報はいかがでしたでしょうか?
「野あそび棚」で桜を楽しみながらお食事をした後、「はいからさん」へ歩き、コーヒーや甘味をいただきはがきを書く…という流れがおすすめです。ぜひおかげ横丁内のポストへ投函してみてくださいね!

 

はがき、切手が買えるお店およびポスト、そして今回のお店の位置は下の図絵を参考にしてくださいね。

 


春から初夏にかけ、おかげ横丁ではこの時期ならではの多くの催事があります。
中でも、四季を存分に感じられ、楽しめる催事を2つご紹介します。

辺り一帯が桜で彩られる時期は、五十鈴川桜まつりが開催されます。
この祭りの大きな見どころは、五十鈴川沿いの夜桜ライトアップです。
昼間には河川敷に縁台や屋台も出されますので、座りながらゆっくりと桜を見物できます。

いつの時代も日本人の心に癒しを与えてきている桜。この桜を愛でるという習慣はかなり古く、「春先に山の神様が花の時期、桜の木に宿る」という言い伝えから、その年の豊作を祈って神様をもてなすことからつながっていると言われています。

皆さまもおかげ横丁で桜を眺めて、新たな生活のはじまりを迎えてみてはいかがでしょうか。

日  時:3月30日(水)~4月5日(火)
場  所:おかげ横丁および五十鈴川河川敷一帯
夜桜のライトアップも予定されています。

 

5月中旬、神宮の風の神様に五穀豊穣をお祈りするお祭り「風日祈祭=かざひのみさい」の時期に合わせ、おかげ横丁一帯では風の市が開催されます。
この期間には、色とりどりの風車、うちわ、そして風鈴などが並びます。
初夏のひと時、心地よい風を感じに来てくださいね。

日  時:5月中旬
場  所:おかげ横丁一帯

 


桜の時期のおすすめ情報、いかがでしたでしょうか。
皆さまの”とっておきの春”はいくつ見つけられましたか?
この中だけでは挙げきれないほどの春の楽しみはまだまだたくさんあります。
この続きは…? ぜひ、うららかな春のおかげ横丁で!