おかげ横丁なかむら珈琲の焙煎士・中村純也氏は、焙煎技術を競う日本最高峰の大会「ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ2025」において、準優勝を収めました。

本大会は年に一度開催され、決勝進出自体が非常に難しいことで知られています。
競技では、事前に申告した「Flavor Profile」に対し、どれだけ忠実に焙煎を仕上げられるかが評価されます。

予選は11月14日~16日の3日間にわたり実施され、当日発表される課題生豆を用いて、制限時間1時間以内に焙煎とカッピングを行いますが、使用する焙煎機は普段とは異なるため、東京や大阪まで足を運び、機械の特性を把握するための入念な練習を重ねて本番に臨みました。

課題生豆の産地や標高、水分値、豆の硬さなどを瞬時に見極め、さらに審査が翌日に行われることを考慮し、ガスの抜け方や味の発達まで計算した焙煎が求められます。

今大会では、香り、フルーツを思わせる生き生きとした酸、自然な甘さ、口当たりといった審査項目において、申告した「Flavor Profile」に極めて近い仕上がりが高く評価されました。

「父から受け継いだ焙煎技術を礎に、浅煎りへの探究や同世代の焙煎士との勉強会など、日々研鑽を重ねてきた成果が今回の準優勝という形で実を結びました。
焙煎は生活であり、趣味であり、尽きることのない学び。これからも、より良い一杯を目指して挑戦を続けてまいります。」

焙煎士・中村純也