すし久
伊勢女衆の味
江戸期・天保年間、初代、森田久造が寿司屋を開業して始まりました。その後、料理旅館を営み、最も繁栄を極めた明治から昭和初期には勅使の宿も務めました。当時の面影を残す現在の建物は平成元年に復元改装されたもので、吹き抜けの梁には明治2年の遷宮時に下賜された宇治橋のけやき材がそのまま使われています。店先の看板も昔のままで、帳場やかまど、水屋たんす、梁の上に寝そべる猫と鼠の彫像など郷愁を誘うものばかりです。毎月末日には落語会「みそか寄席」が開かれ、朔日の早朝には季節の素材で作られる朝粥をお出ししています。
代々受け継がれてきた伊勢のごちそう
伊勢志摩の郷土料理の一つ「てこね寿し」。かつお漁が盛んだったこの地域の漁師が持って行ったご飯と、とれたての魚をその場でさばいて醤油に漬けて手で豪快に混ぜて食べたのが始まりとされています。すし久のてこね寿しは、地元・御絲産コシヒカリの酢飯の上に甘辛い醤油に漬けた肉厚の鰹の切り身がのっています。
おすすめ
てこね寿し(梅) 1,460円
てこね寿し(竹) 2,100円
てこね寿し(松)3,000円
伊勢路膳 3,600円
てこね寿し(梅) 1,460円
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