9月9日は五節句のひとつ「重陽の節句」。別名「菊の節句」とも呼ばれています。
邪気を払い長寿の効能があると考えられていた菊を用いて、この節句をお祝いします。

伊勢型紙彫師の那須恵子氏がデザイン・製作した伊勢菊や菊唐草模様の伊勢型紙を使って、オリジナルのタペストリーに好きな色で型染めします。
菊の花には、邪気を払い寿命を延ばす力があると信じられており、唐草は、途切れる事なく続くことから「長寿」「繁栄」の意味を持っています。
敬老の日のプレゼントとしても最適です。

日 時/令和6年8月24日(土)~9月16日(日)10:00~16:00( 受付終了)
場 所/おかげ横丁「伊勢路栽苑」
料 金/1,500円(税込)
問合せ/伊勢路栽苑(0596-23-3077)

【重陽の節句とは…】
邪気を払い長寿の効能があると考えられていた菊を用いて、この節句をお祝いする風習です。
菊の花には、邪気を払い寿命を延ばす力があると信じられており、菊の花びらを浮かべた「菊花酒」を飲みます。
また、前夜に露よけの綿を菊の花にかぶせておき、当日に露と菊の香りが染み込んだ綿で顔を拭き邪気を払う「菊の被せ綿(きせわた)」と言う行事もあります。

【那須恵子氏プロフィール】
1982年岐阜県生まれ。
8年間印刷会社で商業イラストを制作。退社後、伊勢型紙と出会う。
2010年に彫師を志し鈴鹿市に移住。突彫りの職人である生田嘉範氏に師事。
伊勢型紙彫刻組合に加入し、工房内独立。
2018年LEXUS NEW TAKUMI PROJECT2018三重代表に選出。
2018年版・2021年度版三重県民手帳のデザイン・型紙制作を担当。
三重県より中堅優秀技能者として表彰。