日 時/令和6年7月1日(月)~7月7日(日)10:00~17:30 (催しにより異なる)
場 所/おかげ横丁一帯

※社会情勢やその他の事情により、やむを得ず内容の一部または全体を変更させていただくことがございます。

七夕の行事は二千年以上も昔に中国で生まれ、日本には、奈良時代に伝わったとされています。それが、江戸時代になると、短冊に願いごとを書き、笹を飾るようになりました。
この風習は、今も全国各地に残っています。
古くから伝わる節句の文化「七夕」を大切にして、皆さまも星に願いごとをしてみてはいかがですか。


~景色を楽しむ~

七夕飾り


書道や裁縫の上達、延命長寿など、それぞれ意味が込められた7種類の七夕飾りを店先に飾り、町全体で七夕の節句をお祝いします。
短冊を用意していますので、願い事を書いて笹に飾り付けてみましょう。

場 所/おかげ横丁一帯

短冊・・・・・・・・・学問や書道などの手習いの上達
吹き流し・・・・・・・機織りや技芸の上達
投網(とあみ)・・・・豊漁
巾着(きんちゃく)・・節約する心を育て、富貴を願います。
折り鶴・・・・・・・・長寿
紙衣(かみごろも)・・裁縫の上達
屑篭(くずかご)・・・物を大切にする心や清潔にする心が育つように


乞巧奠(きっこうでん)


乞巧奠は、中国から奈良時代に伝わった宮中行事で、織姫星にあやかって裁縫の上達をお祈りしました。庭先の祭壇に針などを供えて星に願いを込めます。

場 所/おかげ横丁内

てるてる坊主

地元の神宮五十鈴川幼稚園の園児さんたちが作った可愛らしいてるてる坊主をおかげ横丁内に飾ります。
てるてる坊主の歌にちなみ梅雨があけたら金の鈴をあげます。


~ゆっくり楽しむ~

体験教室

伊勢絽刺し(いせろざし)体験

裁縫の上達を願う七夕の節句にちなみ、日本の伝統文化のひとつ「絽刺し(ろざし)」に挑戦しましょう。
「絽刺し」とは、夏の和服地「絽」に専用の絹糸を刺していく日本刺繍の技法のひとつ。江戸時代には宮中や公家の手遊びとして流行し、武家の子女の嗜みともされてきました。
伊勢絽刺しは、伊勢志摩地方の海女の安全祈願にも用いられていたといわれている、貝紫染めの糸を使用します。

日 時/令和6年7月6日(土)、7日(日)10:00~16:30 受付終了
場 所/おかげ横丁内「特設会場」
料 金/ペンダントトップ、絽刺しをあしらった巾着 各1,500円(税込)
所要時間/約30分~
講 師/伊勢絽刺し 彩いち主宰 西川佐惠子

【西川佐惠子氏プロフィール】
1995年~ 伊勢を拠点に絽刺しの製作活動を開始。
個人の製作を行いながら講座や教室の開催を通じて現在に至るまで絽刺しの文化と技術の伝承を目指す。
2019年  日本手芸指導協会絽刺し科の師範免許を取得。
近年はアカニシ貝から採取した伊勢志摩伝統の貝紫染めの糸を使った絽刺しを「伊勢絽刺し」として地域独自の絽刺しを考案。その優しい風合いが人気を呼んでいる。

風鈴の絵付け体験


涼しげなガラス風鈴に、思い思いの絵付けをしていただきます。

日 時/令和6年7月1日(月)~7日(日)10:00~16:00 受付終了
場 所/おかげ横丁「伊勢路栽苑」
料 金/1,500円(税込)
問合せ/伊勢路栽苑(0596-23-3077)

七夕の節句タペストリー作り


伊勢型紙彫師の那須恵子氏がデザイン・製作した伊勢型紙で、オリジナルのタペストリーを型染めします。
お部屋や玄関に飾るだけで、七夕の雰囲気を味わえる、笹の葉模様のタペストリー。願い事を書いた短冊や七夕飾りをつけてお楽しみください。

日 時/令和6年7月1日(月)~7日(日)10:00~16:00 受付終了
場 所/おかげ横丁「伊勢路栽苑」
料 金/1,800円(税込)※ミニ短冊付き
問合せ/伊勢路栽苑(0596-23-3077)

【那須恵子氏プロフィール】
1982年岐阜県生まれ。
8年間印刷会社で商業イラストを制作。退社後、伊勢型紙と出会う。
2010年に彫師を志し鈴鹿市に移住。突彫りの職人である生田嘉範氏に師事。
伊勢型紙彫刻組合に加入し、工房内独立。
2018年LEXUS NEW TAKUMI PROJECT2018三重代表に選出。
2018年版・2021年度版三重県民手帳のデザイン・型紙制作を担当。
三重県より中堅優秀技能者として表彰。

太鼓体験


七夕は芸の上達を願ったという習わしから、子どもたちに太鼓を叩いていただきます。
おかげ横丁の太鼓チーム「神恩太鼓」の演奏終了後にリズムを真似してみたり、自由に太鼓を叩いたり、楽しく太鼓を叩いてみましょう♪
当日、希望者を募りますのでお集まりください。
※悪天候の場合、中止とさせていただくことがございます。

日 時/令和6年7月6日(土) 、7日(日)12:30~13:00
場 所/おかげ横丁内「太鼓櫓」
参加費/無料
定 員/10名程度(先着順)


七夕料理


七夕の日七月七日は、そうめんの日とも言われています。季節の変わり目である節句には、旬のものを食べて邪気を祓い、無病息災を願うと良いとされています。
おかげ横丁西の玄関口にある浪曲茶屋の「伊勢そうめん」を食べて、これから迎える夏の暑さを乗り切りましょう。
期間中、浪曲茶屋にてお食事をされた方に、「索餅(さくべい)」(麦縄菓子)をプレゼントいたします。
※索餅は、素麺の原型といわれ、厄除けとして、古来宮中で七夕に食されていた行事食です。

日 時/令和6年7月1日(月)~7日(日)11:00~17:00(LO16:30)
場 所/浪曲茶屋